本業がある人も派遣会社に登録してダブルワークで収入増

不景気のあおりを受けて収入が減ったり、仕事がなくなったりといった話をよく耳にします。景気の変動によって企業の業績は影響を受けますから、致し方ない面もあるものの、黙って収入減を受け入れている人ばかりではありません。

中には本業のかたわら、派遣会社に登録して収入を少しでも増やそうと努力している人たちもいます。 実際、とあるアンケートによると、ダブルワークをしている人の割合はかなり高く、1日などの短期間や単発の派遣労働を行う人の3分の1はそれとは別の本業を持っているようです。

派遣会社に複数登録している人もいれば、自営業のかたわらの人や、正社員で企業に勤めながら空き時間を活用して派遣で働いている人もいます。 派遣は一度登録さえしておけば、いちいち企業に応募して面接を受けなくても、求人があればそのたびに紹介してくれるので副業には便利です。 労働政策研究・研修機構の調査によると、副業で派遣労働をしている人の副収入は、本業が正社員の人ほど高額になっています。

派遣労働をいくつも掛け持ちするよりも、専門性の高い職種を本業にしている正社員の方が、副業でも経験やスキル・資格を活かして稼ぐことができるようです。 1ヶ月に副業だけで20万円以上の給与を稼いでいる人も少なくありません。 ダブルワークを成功させている人の特徴として、本業に拘束される時間が計算できるということが共通しています。

勤務時間が9時から5時までの事務職やシフト制の仕事の人が多く見られます。これらが本業の人は、残業などで今以上に労働時間を増やすことができないために副業をしているという点も共通しています。 自営業の人では、不景気により本業が開店休業状態のため、副業をせざるを得ないというケースも見られます。

ダブルワークをしている人の共通の意見としては、副業の勤務日は1週間のうちにせいぜい3日程度ということです。 それ以上副業を増やすと、スケジュール管理が難しくなったり、体調を崩したりと、本業に支障を来してしまう可能性があるからでしょう。

本業のかたわら派遣で副業をするには、注意しておくべきことがあります。 第一に、本業の勤務先企業が副業を認めているかどうかです。 たとえ会社に黙って副業を始めても、収入があれば経理の関係上、いずれは知られてしまいます。

また、派遣会社に登録する時も、そこが他に仕事を持っていてもOKなのかどうか確認しておく必要があります。 最後になりますが、副業で収入を得たら確定申告をする必要があります。 これを怠ると後から税金を追徴課税されることになりますから、ダブルワークを検討している人は注意してください。